迷彩柄が好きなんだなぁって話

bricolage

2024年01月29日 12:00

今回は迷彩柄についてのお話です。

皆さんはキャンプするときって、テントや道具の色にこだわりってありますか?

私はアースカラーや黒などのどちらかというと暗めの配色を好んで使っています。
服を選ぶ時も基本的に同じ趣向です。

私がキャンプを始めた十数年前は原色の赤や黄色、紫などド派手なテントや道具、飾り付けが流行っていました。
流行っていたといっても、そもそものキャンプ人口が少なかったのでそこらじゅうで見かけるほどではなかったですがw
なんにせよその当時は今のテントやキャンプ道具の様な落ち着いた配色の物は珍しかったのです。

ただ、どうしても派手なテントや道具を使ってのキャンプがしたくなかった私の選択肢は 「ないものは作る」 か 「キャンプ用ではないものから流用する」 しかなかったのです。

キャンプを始める前から軍物や迷彩柄が好きだった私は早速キャンプに取り込んでいきました。
その結果がこれ

迷彩が大渋滞ですw


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今でこそ迷彩柄やアースカラーのテントやキャンプ道具は溢れかえっていますが、当時はほぼありませんでした。
なので迷彩柄やODカラーの生地を買ってきてコットカバーや収納袋、タープや薪バッグ、イスの生地など自分で色々なものを縫って作りました。

今では色々なメーカーから迷彩柄のキャンプギアが発売されて作る必要もなくなったのですが、やはり自分専用となると作った方がしっくりくるのでいまだに作ることもありますね。

良く勘違いされるのですが、迷彩柄はあくまでも柄がデザイン的に好きなだけで、私はミリタリーマニアではありません。
なので、そのへん界隈の話やサバゲ―の話を振られても全くわからないのですw
マニアの方からしたら「見た目だけかよ!フザケンナ」って話でしょうけど、好きなものはしょうがないですよね( ´_ゝ`)

迷彩柄だけではなく、いわゆる軍物と呼ばれるような軍で使われていた道具もその見た目の武骨さが好きでキャンプに色々と流用して楽しんでいました。
まだ全く流行っていなかったパップテントもいち早くドイツ軍の迷彩を迷わず買って使っていましたね。
パップテントが流行ったのでやらなくなっちゃいましたけどw

もう10年近く前の話です。

キャンプは自然の中で行うものですから、やっぱり迷彩柄やアースカラーは自然に調和する感じで馴染みが良く、違和感が少ない。
そこが好きな理由だったりします。

といってもすべての迷彩柄が好きなわけではなく、お気に入りの迷彩柄は限られてきます。
見ている皆さんにも迷彩柄に興味を持っていただく良い機会?なので私の好きな迷彩柄ランキングを勝手に発表したいと思いますw

まずは上位から


1.リアルツリー
これは私がダントツで好きな迷彩柄です!
元々ハンティングなどで獲物に気付かれにくくする目的で使用されるため、季節や場所によって使い分けるように何パターンも柄が存在します。
共通しているのはリアルな草木が描かれていて自然に溶け込みやすい押さえ目な色調なところです。
そのためかキャンプとの相性も良く、好んで使うキャンパーも多いですね。

2.タイガーストライプ
この柄もリアルツリーと同じくらい好きな迷彩です。
インパクトのある大胆なパターンながら、緑、黒の地味目な色使いで派手にならず、キャンプで使っていても違和感なく溶け込みますね。
服もタイガーストライプイプのシャツやパンツを着ることが多いです。
製造国や製造業者によって柄に違いが生まれ、数多くのパターンが存在しています。
後に出てくるリザードを模して造られた柄ですが、私はリザードより断然こっちが好きです。

3.ダックハンター
こちらは上の二つと違い少しカワイイ丸みを帯びた柄が特徴です。
ダックハンターパターンは、擬態能力を持つカエルの皮膚を真似て開発したことからフロッグスキンとも呼ばれています。
ではなぜダックハンターと呼ばれているかというと、軍から放出された迷彩服を鴨猟の愛好家たちが好んで着たことから、ダックハンター呼ばれるようになったそうです。

4.マルチカム
比較的近年に開発された迷彩柄で、幅広い環境や条件で適応できる、高い汎用性を持つ迷彩パターンでなのでキャンプシーンにもよく馴染みます。
人気の迷彩柄でキャンプギアにも多く採用されているので見かけることも多い柄なのではないでしょうか。

5.フレクター
西ドイツ軍が採用してた迷彩柄です。
上の写真の私が使用しているパップテントがこの柄ですね。
ドイツ語で点を表す「フレック」と迷彩を表す「ターヌング」を合わせた造語です。
日本の自衛隊迷彩に似ていて、日本の自然環境にもよく合います。

6.ウッドランド
迷彩といえばこの柄を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
ウッドランド以外にもこの柄に似ている迷彩柄は多数存在していますが、似ている柄なのでここでは割愛します。
緑色と茶色がバランスよく配置されたカラーリングは自然の中でも街中でも違和感なく馴染みます。
一番オーソドックスな迷彩柄といっていいと思います。


ここからは下位


7.デザート
この柄に関しては好きな方も多いと思いますが、私はキャンプで使うのには目立ちすぎるかなっていう点で下位に位置しています。
柄としては好きな部類なんですけどね。
その名の通り、砂漠用の迷彩柄です。
デザートカモにも種類がありますが、写真の柄は通称チョコチップと呼ばれています。
河原や砂浜でのキャンプには合うかもしれませんね。

8.リザード
フランス軍の制服に採用されていた迷彩です。
上で紹介したタイガーストライプはこのリザード迷彩をもとに作られました。
タイガーストライプよりもメリハリがなく、どちらか選ぶならタイガーストライプを選ぶので下位の位置づけです。

9.レインドロップ
別名ストリッチターンとも呼ばれ、東ドイツの国家人民軍で使われていた迷彩柄です。
灰緑色のベースに赤茶色の縦線が描かれており、柄の見た目からレインドロップと呼ばれています。
私はこの単純すぎる模様があまり迷彩感がなく好きではありません。
色合い的には好きですけどね。
キャンプシーンではたまに軍幕で見かけるくらいですかね。

10.M90
スウェーデン軍で採用されていた迷彩柄です。
直線的なブロックパターンや色合いが北欧チックですよね。
グリーンベースで鮮やかな色合いが私の好みではありません。
ひょっとしたら女性受けは良いのかな?

11.アルペンフラージュ
スイス軍採用の迷彩柄です。
山岳国なので、草、岩、土などにに馴染む色合いを採用しています。
落ち葉が積もる秋や冬の森林では効果がありそうです。
が、やはりこのカラーリングは私的にはいただけません(;´Д`)
なんだかソワソワしちゃいますw

12.UCP
ドットを組み合わせて迷彩柄を表現した、いわゆるデジタル迷彩ってやつです。
他にもNWUやMARPATなどのデジタル迷彩がありますが、
その全てが私は好きではありません( ノД`)
なんか安っぽくありませんか?
それに自然に溶け込むのが迷彩の魅力だと思いますが、デジタルて。。。って思っちゃいます。

以上、適当に思いついた迷彩を勝手にランキングしてみました。
いろいろ書きましたが、あくまでも個人的な好みですので!
いかがでしたか?
ちょいとマニアックでしたかね?

迷彩と言っても多種多様なものがあって、それぞれ個性爆発って感じですよね。
そこが良いところでもあるし、難しいところでもあります。
これからも迷彩愛は変わらないので、キャンプで誰も使わなくなっても迷彩柄を愛用していきたいと思います。

そして最後に、最近作ったお気に入りの迷彩グリップ。

ライター本体と暗めのウッドランド系迷彩が良く合っていると思います。

ガチャガチャした印象になりやすい迷彩柄も、使う柄やトーンによっては大人っぽく上品な雰囲気にまとめれると思いますので、ぜひキャンプのお供に採用してみてください!

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